レアルはポグバだけじゃ足りない? 結果出ぬチームに必要なMF...の画像はこちら >>

マンUのポグバ photo/Getty Images

プランBの選手も必要なのか

プレシーズンマッチで思うような結果が出ていないレアル・マドリードは、中盤にさらなるスター選手を加えるべくマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバに目をつけていると言われてきた。そしてポグバ獲得失敗時のプランBには、アヤックスMFドニー・ファン・デ・ベークがリストアップされており、現在はファン・デ・ベークの獲得へ近づいているという。



しかし、今のレアルを変えるにはMF1枚の補強では足りないのかもしれない。メインターゲットだったポグバはトニ・クロースルカ・モドリッチとは異なるタイプのMFで、より直接的にゴールへ絡める攻撃的な選手だ。サイズ、パワーもあり、レアルが抱えていないタイプのMFと言える。どちらか1枚を獲得できるだけでも大きいが、スペイン『MARCA』はファン・デ・ベークとポグバの両方とも欲しいとの見方を示している。

ファン・デ・ベークも昨季アヤックスで証明したように、豊富な運動量を武器に中盤からゴール前まで顔を出せる選手だ。モドリッチやクロースほど器用な選手ではないが、エネルギーでは2人を上回る。

ポグバとファン・デ・ベークのダブル獲りが実現する可能性がどれほどあるかは分からないが、それほど今のレアルの中盤にはメスを入れる必要があるということなのだろう。マルコス・ジョレンテ、ダニ・セバージョスもチームを離れており、モドリッチとクロースのパフォーマンスも昨季は不安定だった。イスコが再びジネディーヌ・ジダンの信頼を勝ち取れるのか、ハメス・ロドリゲスもどうなるかは分からない。

カゼミロ、モドリッチ、クロースの3枚で構成される中盤はレアル成功の柱でもあったのだが、再び評価を取り戻せるのか。中盤のクオリティを取り戻すには大きな改革も必要なのかもしれない。

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