ブレーメンの大迫 photo/Getty Images
大迫の働きを独メディアも絶賛
10日にDFBポカール1回戦でアトラス・デルメンホルスト(6部)と対戦したブレーメンは、日本代表FW大迫勇也のゴールもあって6-1の快勝を収めた。格下相手に理想的な戦いとなったが、中でも独『DeichStube』が称賛したのが大迫だ。
大迫は最前線で先発したが、このゲームでもボールを引き出すべく積極的に中盤へ顔を出していたと評価されている。そこでボールを収めて味方にチャンスボールを供給していくのが大迫の持ち味の1つで、大迫がスペースを空けたところへジョシュ・サージェントやミロト・ラシカらアタッカーが入っていく。
同メディアはこの役割を「偽9番」と表現しており、大迫は単なるセンターフォワードではない。偽9番といえばバルセロナのリオネル・メッシやスペイン代表のセスク・ファブレガス、ドルトムントのマリオ・ゲッツェなど多くのテクニシャンがその役割をこなしてきたが、大迫にもそれをこなす能力があると評価されているのだろう。
大迫は日本代表でも南野拓実、中島翔哉、堂安律ら2列目の選手を活かすべく中盤に顔を出してボールを呼び込んでいる。この動きが森保ジャパンの生命線となっており、ブレーメンでも同じようなことが起きようとしている。
ブレーメンは大黒柱だったマックス・クルーゼが退団し、代わりに前線の柱となるのは大迫だ。今季は主役としてフル稼働する可能性が高く、昨季までとは一味違うシーズンを楽しむことができそうだ。
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