マンCのデ・ブライネ photo/Getty Images
ピタリと合う異様な精度
17日に行われたマンチェスター・シティVSトッテナムの一戦で圧巻のプレイを披露したのが、マンCのMFケビン・デ・ブライネだ。
まずは20分、ベルナルド・シウバから横パスを受けるとダイレクトで中へクロスボールを送り、ラヒーム・スターリングのゴールをアシスト。
デ・ブライネのキック精度は見事だが、何より凄いのはどちらもダイレクトで蹴っているということだ。英『Daily Mail』によると、かつてリヴァプールなどで活躍した解説のジェイミー・レドナップ氏はデイビッド・ベッカムやスティーブン・ジェラードと同じ能力とデ・ブライネを絶賛する。2人もダイレクトでピンポイントクロスを蹴ることのできる選手だったからだ。
「クラブと代表でジェラード、ベッカムとトレーニングできたのは幸運だった。彼らのクロスは私を驚かせ続けた。彼らのクロス成功の秘訣は、ボールを止める必要がなかったということだ。それによって相手DFに準備する時間を与えない。スティービーもベックスも不要なタッチをしないし、デ・ブライネもそうだ。今彼より良いクロスを蹴る選手はいないよ」
「20分にはシルバのバックパスをワンタッチで蹴り、カイル・ウォーカー・ピータースの背後を取ったスターリングに合わせた。35分にも再びワンタッチでアグエロの足下に合わせた。聞けば簡単だが、それが彼のスキルなんだ。
ワンタッチで正確なクロスを蹴るのは難しく、特にスターリングに合わせた1点目の場面ではほとんど中を見ずに蹴っている。チームとしての約束事もあるのだろうが、それでもピンポイントでファーサイドへ届けることができるのは異常な能力だ。デ・ブライネはサイドハーフの選手ではないものの、クロス精度はベッカム級か。
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