移籍市場が開かれるたびに、その去就に注目が集まってきたA・サンドロ(左)とディバラ(右)photo/Getty Images
「心配ない」と語るA・サンドロ
ユヴェントスに所属するブラジル代表DFアレックス・サンドロが、かつての自身と同じ境遇に立たされているアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラについて言及している。
2015年夏にユヴェントスへ加入した現在28歳のA・サンドロ。
今夏の移籍市場で、そんなA・サンドロと同じ境遇に立たされているのがチームメイトのディバラだ。ディバラにも以前からバルセロナなど多くのクラブがラブコールを送ってきたが、同選手もユヴェントスへ愛を口にし、クラブへの忠誠を誓ってきた。今夏もディバラはマーケットの主役のひとりとなっており、ロメル・ルカクとのトレードやトッテナム移籍が合意に達したといった報道がなされてきた。これらは実現することはなかったが、現在も「オファーを拒否し、ユーヴェ残留を決めた」や「まだ代理人がPSGと交渉中」など、様々な情報が錯綜している状況だ。
セリエAの開幕まで1週間を切ったにも関わらず、いまだにディバラの周辺が騒がしいことで、新シーズンへの影響を心配しているファンも少なくないかもしれない。ただ、伊『LA STAMPA』のインタビューに応じたA・サンドロが次のようなコメントを残した。
「ディバラかい? 彼は偉大な選手だし、友人だ。彼はいつだってチームにとって重要だ選手だよ。
先日行われたプレシーズンマッチの最終戦で、華麗なループシュートを決めたディバラ。ゴール後のセレブレーションで、身にまとったユニフォームをファンに見せつけ、「ユヴェントスの10番はオレのユニフォームだ」と言わんばかりのパフォーマンスを披露していた。移籍期間もあとわずかだが、ディバラの去就はいかに。