レアル時代のヘセ photo/Getty Images
変化を示す時
2016年にレアル・マドリードからパリ・サンジェルマンに移籍して3年。26歳を迎えたFWヘセ・ロドリゲスは苦しいキャリアを過ごしている。
ヘセはレアルの下部組織にいた頃より高い評価を受けていたアタッカーで、2013-14シーズンから徐々に存在感を発揮。世界のサッカーファンに知られる存在となった。しかし、2016年のパリ移籍から状況は変わる。
豪華なアタッカーを揃えるパリではなかなか出番を確保できず、レンタル移籍を繰り返す時間がスタートしたのだ。私生活も問題視され、これまでラス・パルマス、ストーク・シティ、レアル・ベティスにレンタル移籍を繰り返してきた。
そして今夏、新たにポルトガルのスポルティング・リスボンにレンタル移籍することになった。今ではすっかり影の薄い存在となっており、状況を変えるためにもポルトガルで結果を残したい。
スペイン『as』によると、元ポルトガル代表FWでスポルティング・リスボンOBであるシモン・サブロサも変わらなければいけないとメッセージを送っている。シモンはミランなどでプレイしてきた現ベンフィカFWアデル・ターラブトを例に出し、与えられたチャンスを活かせとヘセに発破をかけている。
「ヘセは変わるべきだ。例えばターラブトには2度目のチャンスがあった。ヘセは変わりたいと思わなければいけない。
ターラブトもベンフィカで苦しい時間を過ごしたが、今季は開幕から3試合に出場している。ヘセもポルトガルでリズムを取り戻したいところで、2001-02シーズン以来リーグ制覇を達成できていない名門を立て直す存在になることが期待される。
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