バルセロナのファティ photo/Getty Images
スペイン紙はアンス・ファティにチャンスを与えるべきと主張
今夏にパリ・サンジェルマンFWネイマールがバルセロナに復帰するのではないか。この噂が常に流れていたが、結局ネイマールのバルセロナ行きは実現しなかった。
しかし、本当にネイマールはバルセロナに必要な選手なのだろうか。スペイン『MARCA』が疑問を投げかけているが、それは16歳のFWアンス・ファティが予想以上のパフォーマンスを見せているからだ。
2002年生まれの怪物アタッカーは、オサスナ戦に続いて14日のバレンシア戦でも得点を記録。16歳の選手がリーガ・エスパニョーラの舞台で2試合連続ゴールを決めることになり、世界がファティのクオリティに驚かされているのだ。
「アンス・ファティがいるのに、なぜバルセロナはネイマールを望むのか?」と同メディアは伝えているが、確かにファティがいればネイマール獲得にこだわる意味はないように思える。
何よりネイマールを再獲得するには莫大な費用が必要となり、しかもネイマールが加わればファティのプレイタイムは確実に減ることになる。ファティの成長を止めてしまうのは避けたいところで、同メディアはネイマールよりファティのことを考えるべきと主張している。
グリーズマン、スアレス、メッシ、さらにはウスマン・デンベレ、そのバックアッパーとしてファティ、さらにはカルロス・ペレスを起用していく形でも十分すぎるほど強力だ。ファティがカンテラ出身者なのも特徴的だが、バルセロナはネイマールより16歳の未来を優先的に考えるべきなのか。
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