FIFA年間最優秀選手賞を逃すも前向きなコメントを残したファン・ダイク photo/Getty Images
「がっかりはしていない」
現地時間23日、国際サッカー連盟(FIFA)はミラノで『ザ・ベスト・フットボールアウォーズ』の授賞式が行われ、男子最優秀選手にはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが選ばれた。32歳となった今でもその得点能力に衰えが見えないメッシ。
しかし、今年はリヴァプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクがこの賞を受賞していてもおかしくなかった。昨季チームのチャンピオンズリーグ制覇に多大な貢献を果たし、プレミアリーグで1度もドリブル突破を許さなかった超人DF。8月に発表されたUEFA男子最優秀選手ではメッシを抑えて受賞を果たしていただけに、その期待値は高かった。今回受賞を逃したことを残念に思っているファンも多いだろう。しかし、本人は前向きだ。授賞式の後、同選手は次のようなコメントを残している。
「投票した人が決めたことだ。結果は受け入れなければいけない。あと少しだったけど、選手として僕とメッシを比較することは不可能だよ。特徴が全く違うからね。
ファン・ダイクがこのように語ったことをオランダ『NOS』が伝えている。攻撃的なメッシと守備的な自分は比較できないとしながらも、非常に男前なコメントだ。
今回は受賞を逃すこととなってしまったファン・ダイク。しかし、多くのファンは彼がメッシにも引けを取らない素晴らしい選手であることを理解している。これからもこのオランダ代表DFはリヴァプールの最終ラインに欠かせない存在として、相手アタッカーの進撃を阻止し続けてくれることだろう。
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