ネイマールが探す“安住の地”　悩めるアタッカーはどこで幸せを見つける
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今夏バルセロナへの復帰が盛んに噂されていたネイマール photo/Getty Images

かつての盟友は古巣しかないと主張

パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマールの安息の地はどこか。今夏には古巣・バルセロナへの思いから復帰の可能性も浮上した同選手。

パリでの生活に満足していないともされ、依然彼の周囲は騒がしい。ファンからは批判の声も上がっており、リーグ・アン開幕戦でスタンドに「ネイマール、出て行け」とのバナーが掲示され、彼を対象としたものと考えられる痛烈な内容のチャントがスタジアムに響き渡ったことは記憶に新しい。

それでもネイマールは戦列に復帰してから2試合連続ゴールを挙げるなど、奮闘している。完全に収まったわけではないが、批判も落ち着きつつある状況だ。活躍さえすれば、彼にとってはパリもそこまで悪い土地ではないだろう。しかし、やはり彼の幸せはバルセロナにあると主張する人物がいる。ブラジルの同胞であるダニエウ・アウベスだ。

「私は彼の幸せがバルセロナにあると考え続けているよ。数年前にバルセロナで活躍していた彼は、確実にそこで幸せをつかんでいたと思うんだ」

D・アウベスは『Business Insider』のインタビュー内でこのように自身の考えを明かしている。かつての盟友はいくらネイマールがPSGで活躍しようとも、バルセロナ時代の幸せに勝るものは得られないと考えている。ベテランの目にはそれだけカンプ・ノウで躍動するアタッカーの姿がいきいきしているように映ったか。

いずれにせよ、パリで結果を出さないことにはバルセロナも彼の獲得には動きづらい。
今夏アトレティコ・マドリードからフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを獲得した同クラブの前線はただでさえ激戦区だ。はたして、再びネイマールがバルセロナで幸せを見つける日はやってくるのだろうか。悩めるアタッカーの今後に注目だ。

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