体を張るレアルのバルベルデ photo/Getty Images
守備ができるMFは貴重
今夏にポール・ポグバやクリスティアン・エリクセンを獲得できなかったレアル・マドリードは中盤の駒が不足していると指摘されてきたが、新たな即戦力MFが見つかった。5日のグラナダ戦でフル出場を記録した21歳のフェデリコ・バルベルデだ。
21歳ながらすでにウルグアイ代表でプレイする実力者で、グラナダ戦では攻守両面で印象的なパフォーマンスを披露。特に守備面で計算できるところがバルベルデの魅力だ。レアルの中盤はカゼミロに守備の多くを頼ってきたが、カゼミロとバルベルデの同時起用にすれば守備の安定感は増してくる。トニ・クロース、ルカ・モドリッチ、カゼミロのトリオにこだわりすぎる必要はないのかもしれない。
スペイン『MARCA』もバルベルデが貴重なオプションとなり、指揮官ジネディーヌ・ジダンが身体能力の高いバルベルデを武器に試合を支配する術を見つけたと伝えている。カゼミロの代役にバルベルデを入れるパターン、カゼミロとバルベルデを同時起用するパターンの両方を使うことができる。
ハメス・ロドリゲス、イスコなど攻撃面で違いを作れるプレイヤーは揃っているが、力強いディフェンスを得意とする選手は限られていた。バルベルデは以前から能力が評価されてきた選手だったが、今季主力の座を確保できるのか。近年のレアルは優秀な若手を多数抱えるクラブとして有名になっているが、バルベルデもクラブの将来を担う貴重な逸材の1人だ。
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