バイエルンに加わったキュイザンス photo/Getty Images
ここまで話題にはなっていないが……
今夏バイエルンにはDFリュカ・エルナンデス、バンジャマン・パヴァール、MFフィリペ・コウチーニョ、イヴァン・ペリシッチら即戦力となる選手が合流したこともあり、ボルシアMGからやってきた若きMFの影がやや薄くなってしまった。
その選手とは、今夏バイエルンと5年契約を結んだ20歳のフランス人MFミケール・キュイザンスだ。
ここまでバイエルンではリーグ戦30分間にしか出場していないため、まだしっかりと戦力になっているわけではない。それでもブンデスリーガ公式は、キュイザンスの能力を高く評価する。フランスには有望な若手が多いが、その中でも特別な選手と捉えているのだ。
バイエルンのハサン・サリハミジッチSDはキュイザンスについて、「彼はボルシアMGでの最初のシーズンでチーム最高の選手だった。我々の考えでは、ポゼッションを軸とする我々のプレイの中で彼はさらに進歩し、ポテンシャルをフルに活かすことができると思う。チームも強化されるだろう」と太鼓判を押す。
フランスの世代別代表では今夏のU-20ワールドカップにも出場しており、チームメイトにはフランクフルトで長谷部誠と一緒に最終ラインを形成するDFエヴァン・ヌディカ、今夏パリ・サンジェルマンからレヴァークーゼンに移籍したFWムサ・ディアビ、ドルトムントDFダン・アクセル・ザガドゥらがいた。彼らもすでに世界的に名が知られている実力者たちだ。
キュイザンスはフランスのレジェンドであるジネディーヌ・ジダンに憧れているようで、同サイトもジダンと同じく創造性あるMFだとキュイザンスを称えている。将来的にA代表でもプレイしてほしい逸材だが、バイエルンで20歳の若きMFは化けるだろうか。
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