FKは左足、PKは右足　マンUの超新星FWが両足を使い分ける理由
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マンUの新たな希望となっているグリーンウッド photo/Getty Images

あくまで利き足は左と主張

マンチェスター・ユナイテッドで本格ブレイク前夜の18歳をご存知だろうか。FWメイソン・グリーンウッドのことだ。

今季ここまですでに公式戦9試合に出場し2ゴール。オーレ・グンナー・スールシャール監督も期待を寄せる存在で、ファンの多くもこの若者がいずれマンUのエースとなってくれることを願っているだろう。

そんなグリーンウッドは両足を巧みに使いこなす選手として有名だ。FKは左足で蹴りながらも、PKは右足。チームメイトのファン・マタをして「彼が右利きなのか左利きなのか、僕にはまだわからない」と言わしめるほど両足の精度はハイレベルだ。しかしどちらの足も高精度とはいえ、なぜ彼はFKとPKで違う足を使うのか。クラブ公式サイトのインタビューでその理由が明らかとなっている。

「右足よりも左足を使う方が好きだな。でも実は、U-13チームに所属していた時にあることが起こったんだ。（マンチェスター・）シティ戦でPKを左足で蹴ったらミスをしてしまってね。その試合では本当に苦しんだよ。それ以来、PKは右足で蹴るようにしているんだよ」

どうやら、少年時代の失敗がPKを蹴る足を変えた理由のようだ。
一種のゲン担ぎということか。それにしても、一度の失敗で利き足と逆の足に変えるとは驚きだ。当時から右足のキックには自信があったのかもしれない。

左右どちらの足からも強烈なシュートを放つグリーンウッド。変幻自在すぎる若手FWから今後も目が離せない。

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