ポルトの10番を背負う中島 photo/Getty Images
ELで対戦するレンジャーズに警告
ポルトガルの名門クラブであるFCポルトと対戦するチームは、超攻撃的な左サイドに注意しなければならない。ポルトの左サイドには名門の10番を任された日本代表FW中島翔哉がいるからだ。
今夏よりポルトに加わった中島は、まだチームに100%フィットしたとは言い切れない。攻撃部分だけでなく、守備の部分でももう少しチームの要求を理解する必要があるのだろう。しかし、ボールを持てば何かを起こしてくれそうな気配を持つ選手なのは間違いない。
ポルトは23日にヨーロッパリーグ・グループステージ第3節でスティーブン・ジェラード率いるスコットランドのレンジャーズと対戦するが、英『Herald Scotland』もポルトの左サイドに注意せよと警告を発している。
「ポルトの左サイドはここ数試合でかなり効果的に見え、レンジャーズは堅く守る必要がある。左サイドバックのアレックス・テレスは優れたクロスを蹴る選手だ。新戦力の中島は不安定なスタートとはなったが、確かなテクニックを備えている。最近の代表戦では2アシストを記録しており、彼が先発する場合は右サイドバックのジェイムス・タバーニエにとって手に負えない存在となるかもしれない」
同メディアはこのように伝えているが、テレスもインテルでプレイした経験を持つ攻撃的なサイドバックだ。中島とテレスが上手く絡めるようになれば非常に危険だ。さらに国内リーグで6得点を記録するFWゼ・ルイス、その相棒を務めるムサ・マレガもサイズのある2トップとして危険視されている。
ポルトはグループステージ前節のフェイエノールト戦を落としており、今回のレンジャーズ戦には確実に勝利しておきたい。注目されるのは中島を含む攻撃陣で、彼らがどこまで爆発できるかがヨーロッパリーグで上位を目指すためのカギとなる。
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