左足の才能は久保建英だけじゃない　1人のU-17日本代表戦士に世界が注目
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U-17日本代表の西川潤　photo/Getty Images

U-17W杯で爪痕残せるか

26日よりブラジルでU-17ワールドカップがスタートするが、こうした世代別代表の戦いは結果と同時にNEXTブレイク候補生を探すことが大きな目的となる。今大会でも欧州クラブのスカウト陣が目を光らせており、一気にブレイクする者も出てくるだろう。



もちろん日本代表にもブレイク候補生はいる。スペイン『MARCA』は「今大会で見るべきヤングスター」を10人紹介しているのだが、その中にはセレッソ大阪の特別指定選手となり、すでにJリーグデビューまで果たしている日本代表FW西川潤も入っている。

2列目の複数ポジションをこなす器用さも評価されているが、何より西川は昨年のU-16アジア選手権でMVPに選ばれた実績がある。アジアNo.1プレイヤーとして今大会で注目を集めるのは当然と言えよう。

すでにスペインでは1歳先輩のMF久保建英がブレイクしており、同じレフティーとして西川の活躍にも期待がかかる。日本はオランダ、アメリカ、セネガルと同居する厳しいグループだが、西川はどこまで爪痕を残せるか。

他にはアンドレス・イニエスタの後継者候補と同メディアが紹介するスペイン代表MFペドリ、トリッキーなドリブルが持ち味と評される日本と同組のオランダ代表FWナシ・ウヌバル、すでにパリ・サンジェルマンでトップデビューまで果たし、今年3月に行われたU-17欧州選手権では9得点を奪って得点王に輝いたフランス代表FWアディル・アウシシュ、アメリカ・LAギャラクシーでチームメイトのズラタン・イブラヒモビッチからMLS最大のタレントとまで評されたと言われるメキシコ代表MFエフライン・アルバレスらが注目選手に挙げられている。

この世代の戦いでは注目されていなかった選手が一躍ヒーローとなるようなケースもあり、そういったサプライズも楽しみだ。西川以外の日本人選手が世界のスカウトを唸らせる可能性もあるが、果たして今大会でブレイクを果たすのは誰か。

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