レアルのブラヒム・ディアス photo/Getty Images
白い巨人の壁は厚い
現在マジョルカにレンタル移籍している日本代表MF久保建英もそうだが、近年のレアル・マドリードは将来性ある若手選手の確保に力を注いできた。そのプロジェクトに合う選手として、今年1月にレアルがマンチェスター・シティから獲得したのが20歳のMFブラヒム・ディアスだ。
ディアスは足下の技術が高く、個の力で仕掛けられるアタッカーだ。サポーターからの評価も高い選手だったのだが、さすがにレアルの競争は厳しい。すでに退団話も浮上しており、英『Daily Mail』はディアスがウイングの中で実質的な8番手になっていると指摘する。
ディアスは左右両方のウイングを担当できる選手だが、左のウイングはエデン・アザールが1番手だ。右ウイングではガレス・ベイル、ここ最近評価を上げているブラジル人FWロドリゴ・ゴエス、そのライバルでもあるヴィニシウス・ジュニオール、攻守に走り回れるルーカス・バスケス、ハメス・ロドリゲスに加え、負傷離脱しているマルコ・アセンシオも指揮官ジネディーヌ・ジダンから信頼されている実力者だ。
ベイルやアセンシオ、ヴィニシウス、ロドリゴは左サイドに回すことも可能で、イスコを起用することもできる。前線はライバルで溢れ返っており、1度出遅れた選手がポジションを取り戻すのはかなり難しい。
ディアスも怪我で出遅れてしまったところがあり、それさえなければ状況が変わっていた可能性もある。この序盤戦でジダンにインパクトを与えたのは18歳のロドリゴで、今やロドリゴがウイングの貴重なバックアッパーとなってきている。
ディアスはこのまま埋もれてしまうのか。白い巨人でのチャレンジは希望通りには進んでいない。
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