モナコのベン・イェデル photo/Getty Images
快調にネットを揺らす
リーグ・アン最強の攻撃軍団といえば、やはりパリ・サンジェルマンだ。キリアン・ムバッペ、ネイマール、今夏に加わったマウロ・イカルディなど、前線にはワールドクラスのプレイヤーが揃う。
しかし、今リーグ・アンの得点王レースをリードしているのは彼らパリの選手ではない。開幕から11試合が経過したが、現在得点ランク首位に立っているのはモナコFWウィサム・ベン・イェデルだ。
ここまで11試合で9得点を記録しており、その得点ペースは驚異的だ。モナコといえば昨季残留争いに巻き込まれる苦しいシーズンを過ごしたが、再び上位争いに加わるべくエースのベン・イェデルが懸命にチームを引っ張っているのだ。
スペイン『as』によると、ベン・イェデルも得点王の個人賞にこだわっているわけではない。しかしストライカーとして得点を常に狙っていると語っており、限界はないと得点量産を継続したい考えだ。
「僕に限界はない。僕は常にチーム、自分のために得点を狙い続けているよ。いつだって得点を決めるのはナイスなことだし、非常に満足している。とはいえ、得点王のタイトルが最重要ということはない。モナコは昨季、そして今季序盤戦で苦しい時間を過ごしたけど、徐々に戻ろうとしているんだ」
またベン・イェデルの相棒には、レスター・シティからレンタルで加入しているFWイスラム・スリマニがいる。スリマニもここまで5得点を記録しており、この2トップがモナコ復活へのカギとなる。
現在モナコは11位に位置しており、まだ理想的な順位とは言えない。以前はパリと覇権を争う関係だっただけに、再び上位争いに参加したいところだ。
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