ドルトムントはハグも禁止に? photo/Getty Images
冬に選手を襲うもう1つの危機
選手たちが最も恐れるのは怪我だが、選手が離脱する理由は怪我だけとは限らない。風邪、特に冬場に蔓延するインフルエンザも選手たちを苦しめるものとなる。
英『The Sun』によると、この風邪問題に敏感となっているのがドルトムントを指揮するルシアン・ファブレだ。ドルトムントでは主将のFWマルコ・ロイスを含め、これまで数人の選手が風邪をひいたとされている。ファブレはそれを受けて選手同士の握手やハグを禁止したという。風邪の感染を防ぐためだ。
ファブレは昨季も似たような取り組みをしていたようで、ハイタッチの代わりに選手たちにはグータッチが許されていたという。手のひらでハイタッチするのではなく、野球のようにグータッチを使う。
欧州サッカー界でグータッチをしている光景はあまり見られないが、手のひらで接触するよりは感染を防げるのかもしれない。これからスタートする厳しい冬の戦いへ向けて選手の体調管理に気を配っているのだろう。
ドルトムントはここからボルシアMGとのDFBポカール2回戦を戦い、11月に入るとリーグ戦でヴォルフスブルク、チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節でインテル、そして9日にはバイエルンとの大一番が控えている。主力選手たちを風邪で欠くことは許されず、グータッチ連発で厳しい冬をしのぎたいところだ。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/