ハーツで活躍する食野 photo/Getty Images
早くもチームの重要プレイヤーに
今月20日、スコットランドでは1人の日本人MFがあのスティーブン・ジェラードを驚かせてみせた。スコットランドのハーツでプレイする21歳MF食野亮太郎である。
マンチェスター・シティからのレンタルでハーツに加わっている食野は、20日にジェラード率いるレンジャーズ相手に見事なゴールを披露。試合後にはジェラードも食野のことを名指しで称賛してくれていた。そんな2人は、11月3日に予定されている国内カップ戦・準決勝で再び顔を合わせる予定となっている。
その一戦を前に食野を絶賛したのが、ハーツOBのゲイリー・ロック氏だ。英『Herald Scotland』によると、ロック氏は食野を創造性あるプレイヤーと認めており、食野が前を向いてボールを持てば再びレンジャーズを苦しめることができると確信している。
「彼は加入からファンタスティックだね。リョウは少しばかりハイバーニアンにいたラッセル・ラタピーを思わせるよ。ラタピーも10番の位置でプレイしていたからね。私にとってハイバーニアン時代のラタピーは素晴らしい選手だった。リョウも同じような存在になれると見ている。彼にボールを持たせることができれば、リョウはハムデン・パークでレンジャーズに多くの問題を引き起こすだろう。彼は非常にクリエイティブな選手であり、ハーツにとって最も重要なことは彼にボールを持たせることだ」
ラッセル・ラタピーとは、トリニダード・トバゴ代表として長く活躍した小柄なMFだ。
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