複数ビッグクラブからの関心が噂されるエリクセン photo/Getty Images
英紙が対象選手でベスト11作成
ウインドウが開くたびに毎回莫大なお金が動く移籍市場。特に夏のマーケットはシーズンの区切りに位置していることもあり、ビッグディールが発生しやすい。
しかし、その裏では前所属クラブとの契約満了に伴い、一切の移籍金が発生せず“ゼロ”円で新天地へ旅立った有力選手も。アーセナルからユヴェントスへ移籍したMFアーロン・ラムジーはその代表格と言えるか。獲得するクラブからしてみれば、ここまでおトクな選手補強の方法はない。とはいえ、絶対数がそれほどいないのもまた事実。
だが、来年の夏に現所属クラブと契約満了を迎える選手は多く、粒揃いだと英『The Sun』は主張する。そんな来夏フリーで獲得可能な選手たちで同メディアはベスト11を作成。非常に豪華なメンバーとなっている。
GK
ジョー・ハート(バーンリー/32歳)
DF
トマ・ムニエ(パリ・サンジェルマン/28歳)
トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム/30歳)
ヤン・フェルトンゲン(トッテナム/32歳)
レイヴァン・クルザワ(パリ・サンジェルマン/27歳)
MF
クリスティアン・エリクセン(トッテナム/27歳)
ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード/34歳)
ダビド・シルバ(マンチェルター・シティ/33歳)
FW
ウィリアン(チェルシー/31歳)
エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン/32歳)
ペドロ・ロドリゲス(チェルシー/32歳)
GKはかつてイングランド代表で正守護神を務めたハート。現在はバーンリーで定位置を失っているだけに、来夏の放出は既定路線か。なかなかに衰えも見えるが、控えGKに困っているクラブであれば獲得に動く可能性はあるかもしれない。
DFはトッテナムのセンターバック2人とPSGのサイドバック2人で構成されることに。
MFも名手揃い。中でもひときわ目を引くのはエリクセンか。まだ20代と若い欧州屈指のプレイメイカーは争奪戦必至。連日レアルなどのクラブが獲得に動くと現地で報じられている。モドリッチも昨年のバロンドール受賞者。少々高齢だが、実力に疑いの余地はない。D・シルバは今季限りでのマンC退団をすでに明言している。デイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミ行きなどが噂されるが、はたして彼はどこへ行くのか。
最後はFW陣。カバーニは実力者ながら、来季以降は母国ウルグアイに帰還するとも。チェルシーの2人は今季若手を積極起用するチェルシーにおいて現在は出番を確保しているが、来季以降世代交代の波に飲まれる可能性は低くない。契約更新の線は薄いかもしれない。
こうしてみると、来年の夏は“フリー移籍祭り”か。有能な人材が、次々と“ゼロ”円で活躍の場を移すかもしれない。
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