バイエルン行きの噂を否定したPSGのトゥヘル監督 photo/Getty Images
後任探しに奔走
3日に昨季より指揮を執っていたニコ・コヴァチ監督を解任したバイエルン・ミュンヘン。同クラブは今季、ブンデスリーガ第10節終了時点で5勝3分2敗の4位。
現在、有力な候補としては昨季途中までマンチェスター・ユナイテッドを指揮していたジョゼ・モウリーニョ氏や、昨季限りでユヴェントスの監督を辞任したマッシミリアーノ・アッレグリ氏などが浮上している状況。しかし、バイエルンは現職の指揮官にも興味を抱いているようで、パリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘル監督にアプローチをかけたと仏『EUROSPORT』が伝えている。過去には同クラブのライバルであるドルトムントを指揮したトゥヘル監督。ブンデスリーガ経験者とあって、バイエルンが目をつけるのも無理はないだろう。
しかし、トゥヘル監督にその気はないようだ。英『Daily Mail』によると、PSG指揮官は現地時間5日に行われたチャンピオンズリーグのクラブ・ブルッヘ戦前の会見でこの噂を一蹴。ドイツ行きを明確に否定している。
「バイエルンへ行くかって? Noだ。興味がないよ。私はPSGの監督だ。
やはり、さすがに現職の監督を引き抜いてくるのは不可能か。『EUROSPORT』はトゥヘル監督がバイエルンに対して「来季からなら指揮できる」と返事をしたと伝えていたが、今回の発言でその可能性も潰えたと言っていいだろう。
早速1人の候補にフラれてしまったバイエルン。はたして次にドイツの名門を指揮するのは誰か。信頼できる人物に任せたいところだが。
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