フィテッセとの契約を結んだ本田 photo/Getty Images
本田のツイートは世界的な話題となった
オーバーエイジ枠を利用しての東京五輪出場を狙っているとされる本田圭佑は、メルボルン・ビクトリーを退団してから無所属の時間が続いていた。本田の知名度は抜群だが、東京五輪でプレイするにはクラブで結果を残しておく必要がある。
本田のツイートは何かと話題になるが、9月には不振に苦しむマンチェスター・ユナイテッドへ向けて逆オファーのツイートを披露。さらに古巣ミランにも同様のアプローチを仕掛け、これらのツイートは世界的に注目を集めることになった。選手がSNSを利用してクラブ探しをするのは非常に珍しい。
また10月には、「なぜオファーをくれないのか。今でも自分はアジア最高の選手の1人だと考えている」との意見をTwitterから発信していた。結果的にはCSKAモスクワ時代の恩師レオニード・スルツキーが指揮するオランダ・フィテッセと契約を結ぶことになり、東京五輪へ一歩を踏み出すことができた。
SNS効果がどれほどあったかは分からないが、今後こうした動きがメジャーになってくる可能性もある。メキシコ版『as』によると、同じく無所属が続いている37歳のメキシコ人GKシリロ・サウセドもSNSでGKを欲しているクラブを探しているという。
サウセドはメキシコのティグレスやティフアナでプレイした経験を持っており、メキシコ代表歴もある。37歳と大ベテランだが、Twitterで自身を欲してくれるクラブを探しているようだ。
同メディアは本田と似た動きと伝えており、最終的に本田はフィテッセ入りを勝ち取った。
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