過去の衝撃発言が明かされたバーディ photo/Getty Images
レスターの元強化部門トップが明かす
2015-16シーズンにプレミアリーグで“奇跡の優勝”を果たしたレスター・シティ。前シーズンまで残留を争っていたクラブがその翌年、突如として優勝を成し遂げたことは世界中に衝撃を与えた。
今では「世界最高級MF」とも呼ばれるほどの存在となったカンテ。そんな同選手にレスターが投資した額は、なんとたったの800万ユーロ(約9億6000万円)とも。まさにバーゲン価格。“レスター史上最高の補強”と言っても過言ではないはずだ。ところが、当時この補強にあまり良い顔をしていなかったかもしれない選手がいる。“奇跡の優勝”もう一人の立役者であるFWジェイミー・バーディだ。
バーディがカンテ獲得時に良い顔をしていなかったかもしれない理由。それは別のフランス人選手との因縁だ。バーディは前シーズンまでチームメイトだったフランス人MFアンソニー・クノッカールとの相性が絶望的に悪かったことから、当時補強部門のトップだったスティーブ・ウォルシュ氏にとんでもない要求をしていたという。英『THE ATHLETIC』のインタビューに対して、ウォルシュ氏は次のように語っている。
「アンソニーは私たちにとって良いサインだったよ。当時のレスターにとって、アンソニーを獲得することは画期的だったと思うね。ただ、彼はクロスを上げるタイミングが遅かった。ボールを入れる前に彼は2,3度中央を確認してからボールを入れていたね。ジェイミーはそれにうんざりしていたんだ。そのせいで彼が『もうフランス人をチームに加入させないでくれ』って私に言ってきたことを覚えているよ」
なんと当時のバーディは強化部門の責任者に対して、今後フランス人選手を獲得しないよう求めていたのだ。通常なら考えられないことだが、それほどまでにクノッカールと馬が合わなかったということか。
しかし、2015年夏にやってきた新たなフランス人MFは見事バーディを助けた。ウォルシュ氏も「つい最近バーディに会ってカンテの獲得について訊いてみたんだけど、彼は『大丈夫、大丈夫!』って言ってたよ」と後日談を明かしている。結果的にカンテが大活躍したことで、バーディの“フランス人嫌い”は解消されたようだ。
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