ファーガソン氏が獲得した最後の20名
現在のマンチェスター・ユナイテッドは大苦戦しているが、名将アレックス・ファーガソン氏が指揮していた当時はイングランドを支配する存在だった。ファーガソン氏は目利きにも優れており、補強をヒットさせながら常勝軍団を築き上げた。
そこで英『Planet Football』は、ファーガソン氏が最後に獲得した20名の選手たちをランキング形式で評価。最後に獲得された20名の中で誰が最も活躍したのかを振り返っているのだが、このランキングには香川真司も入っている。
香川はファーガソン氏が勇退する1年前となる2012年夏にドルトムントから引き抜かれることになり、この移籍には日本のサッカーファンも大いに興奮したものだ。ついに超名門マンUで日本人選手がプレイする時がやってきたのだ。
そんな香川は今回のランキングで9位に選ばれている。成功か失敗か判断が難しい順位だが、才能を存分に披露したゲームもあった。その1つがハットトリックを達成したノリッジ・シティ戦だ。
「香川はドルトムントで活躍しており、レッドデビルズにとって見事な戦略に見えた。ノリッジ戦でのハットトリックを含め、才能は証明した。しかし、香川はプレミアリーグへの適応に苦戦し、ドルトムントへ戻ることになった」
同メディアはこのように香川のマンUライフを振り返っている。ノリッジ戦のハットトリックは香川の良さを詰め込んだものとなっており、ウェイン・ルーニーとの相性も抜群だった。それだけにファーガソン氏が2012-13シーズンを最後に勇退してしまったのは残念だった。
ランキングを見てくと8位アシュリー・ヤング、7位フィル・ジョーンズ、6位クリス・スモーリング、5位アントニオ・バレンシア、4位ディミタール・ベルバトフ、3位ハビエル・エルナンデス、2位ロビン・ファン・ペルシー、1位ダビド・デ・ヘアと続いている。
1位には今も不動の守護神となっているデ・ヘアが選ばれており、説明するまでもない大ヒット補強となった。
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