インテルのルカク photo/Getty Images
今夏の判断は大正解
今夏マンチェスター・ユナイテッドからインテルへ移籍したFWロメル・ルカクは、ここまでリーグ戦13試合で10得点と見事な働きを披露している。今のところインテル移籍の判断は大正解だったと言えよう。
では、ルカクはいつマンUを離れる決断を下したのか。伊『Corriere dello Sport』によると、それは昨年12月からチームを任されたオーレ・グンナー・スールシャールが、ルカクをウイングで起用し始めた時だという。
実際スールシャールは今年1月のFA杯・アーセナル戦でルカクを右のウイングで起用するなど、前線に手を加えていた。当初からスールシャールがマーカス・ラッシュフォードを好んでいたのは明らかで、ルカクはこうした起用法の変化を受けてマンUでの時間が終わったと判断したようだ。
「スールシャールが僕を右のウイングに配置した時、ユナイテッドでの時間が終わったと思ったんだ」
現在インテルでは本職のセンターフォワードを任されており、相棒のラウタロ・マルティネスとも連携を深めている。移籍のタイミングや、インテルを選んだことなど、今夏のルカクの判断はまさに大正解だった。
またルカクは元インテルのプレイヤーの中では元祖怪物FWロナウド、ブラジルの重戦車FWアドリアーノ、さらにマンUでチームメイトにもなったFWズラタン・イブラヒモビッチが大好きだったとも語っている。スケールではアドリアーノやイブラヒモビッチに負けないものを持っており、ルカクもインテルらしい大型ストライカーと言える。
このペースならばセリエA得点王も狙えるかもしれないが、ルカクのペースはいつまで続くのか。
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