2010年代の主役はマンC photo/Getty Images
10年で力関係は大きく変わった
2010年代のプレミアリーグを振り返ると、マンチェスターの主役がユナイテッドからシティに移り変わった10年だった。
2010年の時点でマンCがここまで完成度の高い組織になるとは予想もつかなかったが、この10年で力関係は一気に逆転。
それも2017-18シーズンには勝ち点100を達成しており、アレックス・ファーガソン氏の後継者問題に混乱したマンUはあっという間に置いていかれてしまった。マンCはプレミア優勝候補の常連となり、今はチャンピオンズリーグ制覇を本格的に狙うステップに入っている。
いかにマンCが優れていたのか。それは英『90min』の紹介したデータを見ると分かってくる。
マンCは2010年に入ってからプレミアで250勝を収めているのだ。まだウォルバーハンプトン戦とシェフィールド・ユナイテッド戦を残しているため、252勝まで数字を伸ばすことができる。
まだイングランドを支配していたファーガソン政権のマンUと比較すると、マンUは2000年代にリーグ戦で255勝を挙げている。ややマンUの方が上回っているが、それでもマンCがどれほど力をつけてきたかがよく分かる数字だ。
2000年代のマンUはクリスティアーノ・ロナウドやウェイン・ルーニーを擁してチャンピオンズリーグ制覇も果たしており、イングランドでは絶対的な存在だった。そんなマンUの数字に、マンCは僅かなところまで近づいた。
2020年代は255勝の数字を超えてくる可能性も考えられる。
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