フランクフルトの長谷部 photo/Getty Images
少し変わったベストイレブンに日本人選手
2010年代のブンデスリーガで主役だったのはバイエルンとドルトムントの2強だが、この2チームの選手を除いて「2010年代ブンデスリーガ・ベストイレブン」を作成するならばどのような顔ぶれとなるだろうか。
そんな特集を組んだのはブンデスリーガ公式だ。
長谷部は2008年1月からヴォルフスブルクでプレイを始め、ブンデスリーガでのキャリアは10年を超えた。長谷部はポジション的にもゴールを量産する選手ではないため、どこか過小評価されているところもある。しかし、ブンデスリーガで10年以上プレイするのは普通のことではない。
ヴォルフスブルクではボランチからサイドバックまで便利屋として貢献し、159試合をこなした。その後移籍したフランクフルトでは経験と冷静な読みが評価されてリベロの大役を任された。役割を変えながら常にチームに貢献できるところが長谷部の最大の強みと言えよう。指揮官からすればこれほど起用しやすい選手はいない。
同サイトはヴォルフスブルクでブンデスリーガ制覇を経験していることにも触れており、長谷部のことを「過去10年にわたってブンデスリーガの陰の英雄の1人」と絶賛。今回のベストイレブンでは[4-3-3]のアンカーとして選出している。
その他のベストイレブンは次の通りだ。
GK
オリヴァー・バウマン(ホッフェンハイムなど)
DF
スティーブ・チェルンドロ(ハノーファー)
ナウド(ヴォルフスブルクなど)
ベネディクト・ヘヴェデス(シャルケ)
ヨナス・ヘクター(ケルン)
MF
長谷部
ケビン・デ・ブライネ(ヴォルフスブルクなど)
カイ・ハフェルツ(レヴァークーゼン)
ダニエル・カリジューリ(シャルケなど)
ファン・アランゴ(ボルシアMG)
FW
クラース・ヤン・フンテラール(シャルケ)
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