過去3年半にわたってリヴァプールでプレイしたスアレス photo/Getty Images
「彼らこそがベスト」
ウルグアイ代表FWは退団から5年半の時間が経過した今でも、アンフィールドで自身の背中を押してくれた人々のことを慕っているようだ。バルセロナに所属するFWルイス・スアレスが2014年まで所属したリヴァプールのファンについて語っている。
2011年冬から2014年夏まで3年半にわたってリヴァプールのためにゴールを奪い続けたスアレス。同クラブでの通算成績は133試合の出場で82ゴール47アシスト。同クラブで最後に過ごした2013-14シーズンにはリーグ31得点を記録し、当時レアル・マドリードに所属していたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと並んで欧州得点王に輝いている。リヴァプールファンの記憶に残るストライカーだったことは間違いない。
そんなスアレスがリヴァプールファンに対する愛情が、今なお彼の中で消えていないことを強調している。同選手は彼らこそが「世界最高のファン」だと、Youtubeチャンネル『OTRO』のインタビューにて次のように語った。
「リヴァプールのファンは僕があそこでプレイしていた際に惜しみない愛を見せてくれた。あくまで僕個人の意見だけど、最高のファンだと思うな。彼らは僕のことを愛し、偉大な選手として扱ってくれた。これこそがリヴァプールファンが“世界最高”である理由だよ。僕にとっては彼らこそがベストなんだ」
現在のバルセロナや過去に所属したアヤックスなどのファンも素晴らしいのだろうが、スアレスに最も衝撃を与えたのはアンフィールドに詰めかけたファンだったようだ。まさに“You'll Never Walk Alone”の精神を持った人々ということだろうか。
マージーサイドでの素晴らしき思い出を回想したスアレス。いつの日か、このストライカーが再びアンフィールドに帰ってくることはあるだろうか。スアレスが愛したリヴァプールの人々。再会となれば、美しい物語が完成することとなりそうだ。
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