今冬にフィオレンティーナに加わったイゴール(左) photo/Getty Images
デビュー戦で抜群の存在感
先月末にセリエAのSPALからフィオレンティーナへ期限付き移籍したDFイゴール。この21歳の若武者が、同リーグ8連覇中のユヴェントスを相手に健闘した。
今月2日のセリエA第22節(ユヴェントス戦)で3センターバックの左に入ったイゴールは、開始早々から的確なカバーリングを披露。試みた地上デュエル8回のうち7回を成功させるなど、屈強かつクリーンなボディコンタクトで自軍の守備を引き締めた(数値はデータサイト『Sofa Score』より)。
0-3の敗戦の中で気を吐いたイゴールに対し、伊『TUTTOmercatoWEB』も好反応。「数日前にSPALから加わったDFが、フィオレンティーナの一員として良いデビュー。クリスティアーノ・ロナウドの動きを気にかけながら、(持ち前の)フィジカルでユヴェントスのアタッカー陣を封じた」と、同選手のプレイぶりを称えている。微妙な判定による2度のPKと終盤のコーナーキックからの失点で黒星を喫してしまったフィオレンティーナだが、セットプレイ以外では[3-5-2]のコンパクトな布陣が機能しており、ヘルマン・ペッセッラ、フェデリコ・チェッケリーニ、そしてイゴールの3センターバックの対人守備も安定していた。今冬にフィレンツェに赴いた若きブラジル人DFが、セリエAの舞台でどこまで成長できるかに注目したいところだ。
【ユヴェントス対フィオレンティーナ】(ハイライト)
参照元:youtube
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