バイエルンのコウチーニョ photo/Getty Images
クラブOBも悪くない案と主張
現在バルセロナからバイエルンにレンタル移籍しているMFフィリペ・コウチーニョにとって、能力を最大限活かせるクラブはどこなのか。バイエルンでも悪い時間を過ごしているわけではないが、リーグ戦でも直近2試合はベンチスタートとなるなど確固たる地位を築けているわけではない。
仮に移籍先を自由に選べる権利があるとするならば、やはりコウチーニョにとって理想的なクラブはリヴァプールではないだろうか。コウチーニョは2018年冬にバルセロナへの移籍を選択したが、今振り返ればリヴァプールに留まっているのがベストだったと言えよう。
英『Liverpool Echo』によると、リヴァプールOBスティーブ・マクマナマン氏もコスト面の問題などをクリアできるならばコウチーニョ復帰も悪いアイディアではないとの考えを示している。
「出場機会が少ない者を手放し、悪くない金額でコウチーニョを復帰させられるならば機能するかもしれない。今季終了後にはシャキリがクラブを離れるとの噂もあるし、ララーナも出場機会を求めている。コウチーニョはリヴァプールにとってワンダフルな選手だったし、彼はプランAが機能しない時にゲームを変えられる選手だ。もし彼に復帰の意思があり、取引も良いものならば私に不安はない。彼は素晴らしい選手だからね」
あくまでコスト面をクリアできればの話であり、当然コウチーニョが加われば南野拓実にとってはピンチとなる。それでもコウチーニョ、サディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノのカルテットはもっと見てみたかった組み合わせだ。
バイエルン側にコウチーニョを完全移籍で買い取る考えはないとも言われているが、ブラジルの才能はどこへ向かうのか。能力は間違いないだけに、適切な移籍先をチョイスしたいところだ。
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