かつてバルセロナで活躍したビジャ photo/Getty Images
名将が率いていたあのチーム
日本でも活躍した世界的ストライカーは、もしかすると少し違うキャリアを築いていたかもしれない。昨季限りで18年間にも及ぶ選手キャリアに終止符を打った元スペイン代表FWダビド・ビジャ氏が過去の移籍話を明らかにした。
2001年にスポルティング・ヒホンでキャリアをスタートさせると、そのキャリアでレアル・サラゴサ、バレンシア、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、メルボルン・シティ、ニューヨーク・シティ、ヴィッセル神戸といった8クラブを渡り歩いたビジャ氏。その中でも、特にインパクトを残したバルセロナ時代を覚えているサッカーファンは多いだろう。彼は主力として同クラブのチャンピオンズリーグ制覇に貢献するなど、印象的な活躍を披露した。
そんなバルセロナを退団した2013年夏。最終的にアトレティコ・マドリードへと移籍することなったビジャ氏だが、その少し前には別のクラブに加入することをほぼ確信していたという。同氏は英『BBC』に対し、当時のことを次のように語っている。
「あの時は多くのオファーをもらっていて、電話での会談もたくさんしたよ。その中でもアーセナルとヴェンゲルのもとへ向かうと90%確信していたね。でも結局、契約には至らなかった。そこからアトレティコがオファーが来て、話は3,4日でまとまったんだ。アーセナルとサインしていたらどうなっていたかはわからない。でも、アトレティコと契約したのは、リーグ優勝したことに限らず嬉しかったよ。
ビジャ氏が加入間近だったと明かしたのは、当時アーセン・ヴェンゲル氏が率いていたアーセナルだ。指揮官から直接ラブコールを受けていたという同氏。もし彼がガナーズに加わっていたら、今頃そのキャリアはどうなっていただろうか。想像してみるのもおもしろい。
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