ナポリ戦ではメッシにも得点なく photo/Getty Images
クオリティ不足は否めないか
バルセロナFWリオネル・メッシがチャンピオンズリーグのタイトルを獲得することは2度とないのではないか。
こんな厳しい予想を展開したのは、英『90min』だ。
25日には決勝トーナメント1回戦1stレグでナポリと1-1で引き分けに終わったが、同メディアは「チームの団結とタレント力の低下は驚異的」と取り上げている。ナポリの守備は見事だったが、ナポリは国内リーグで6位と苦戦しているチームだ。そのチームの攻略に手を焼いたのは気にかかる。
「ダニエウ・アウベスと右サイドで絡んだり、イニエスタとワンツーで相手の守備を攻略するような日は終わった。メッシはより技術で劣るネウソン・セメドや、予想もつかないアルトゥーロ・ビダルのような選手たちと上手くやらないといけない」
同メディアはこのようにも付け加えており、ナポリ戦でもバルセロナのパスワークはなかなか加速しなかった。予想のつきやすいパスが多く、ゲームテンポを変えることに苦労していた。
アウベスやイニエスタ、シャビ・エルナンデスがいた頃に比べると創造性が不足しているのは明らかで、相手の守備を攻略するにはメッシが奮闘するしかない状況だ。メッシを抱えているのがバルセロナ最大の強みとも言えるが、メッシだけで頂点まで届くのか。1stレグのパフォーマンスでは、優勝までのイメージを描くのは難しいだろう。
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