ボタフォゴの本田 photo/Getty Images
本田のボタフォゴデビューに合わせて注目が
今月15日、本田圭佑はリオデジャネイロ州選手権第3節・バングー戦にてボタフォゴでのデビューを飾った。しかもいきなりPKで得点を記録しており、これで本田は5つの大陸で得点を決めた選手になった。
名古屋グランパスに始まり、欧州ではVVVフェンロ、CSKAモスクワ、ミラン、北中米ではメキシコのパチューカ、オーストラリアのメルボルン・ビクトリー、そして南米のボタフォゴ。本田らしいダイナミックなキャリアと言えよう。
『90min』が複数の大陸でプレイした選手たちを特集しているが、元ブラジル代表FWロマーリオも本田と同じ5つの大陸でプレイした選手だ。元ブラジル代表FWリバウドも4大陸と多い。
しかし、彼らを超える6大陸でプレイした驚きのキャリアの持ち主もいる。6大陸でプレイした唯一の選手と紹介されたのは、ドイツ人GKルッツ・ファンネンシュティールだ。
引退後はホッフェンハイムのスカウトも担当してきた人物だが、驚きなのはプレイしてきたクラブの数だ。

複数の国でプレイしたルッツ・ファンネンシュティール photo/Getty Images
ドイツからスタートし、マレーシアのベナンFA、マルタのハムルーン・スパルタンズFC、イングランドのノッティンガム・フォレスト、ベルギーのシント・トロイデン、シンガポールのセンバワン・レンジャーズ、南アフリカのオーランド・パイレーツ、フィンランドのTPV。
ニュージーランドのダニーデン・テクニカル、ノルウェーのベルムSK、カナダのカルガリー・マスタングス、アルバニアのKSヴラズニア・シュコダル、アルメニアのFCベントナイト・イケヴァン、ブラジルのCAエルマン・アイシンジェル、ナミビアのランプラーズなど、計25のクラブを渡り歩いてきたという。
2008年にブラジル移籍を果たした段階で、6大陸でのプレイを達成している。2011年に現役を引退しているが、サッカー選手をしながら世界一周してきたようなキャリアだ。
様々な国でプレイしてきたという意味では、ファンネンシュティールこそ最も世界のサッカーを知っている人物と言っていいのかもしれない。
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