マンUのマクトミネイ photo/Getty Images
若手にもきっちりとチャンスを与えている
現在トッテナムを指揮するジョゼ・モウリーニョは、若手育成を苦手としている指揮官と言われることもある。しかし、それは正しい表現ではないのかもしれない。
英『Planet Football』がモウリーニョの下でデビューした選手たちを特集しているが、想像以上に多い。モウリーニョが才能を見出し、今ではチームの重要プレイヤーとなっている者もいるのだ。
例えばレアル・マドリードではFWアルバロ・モラタ、DFナチョ・フェルナンデス、さらに現在リヴァプールでプレイするMFファビーニョ、シャルケでプレイするMFオマール・マスカレルもデビューさせている。当時のレアルはクリスティアーノ・ロナウドやメスト・エジルらが揃うスター軍団だったが、その中で数名の若手にきっちりとチャンスを与えているのだ。
チェルシーではDFアンドレアス・クリステンセン、MFルーベン・ロフタス・チークもデビューさせた。マンチェスター・ユナイテッドではMFスコット・マクトミネイ、DFアクセル・トゥアンゼベもそうだ。
彼らはチェルシー、マンUで確かな戦力となっており、これはモウリーニョの目利きが優れていることの証と言えよう。
現在指揮するトッテナムでもDFジェイフェス・タンガンガ、マラキ・フェーガン・ウォルコットに出番を与えており、彼らも将来的に化ける可能性があるとモウリーニョが判断したのだろう。
1つのクラブに長く留まるタイプの指揮官ではないことも、育成下手との印象を与えてしまっているのかもしれない。それでもモウリーニョの目が優れているのは確かで、モウリーニョがデビューさせた選手がその後ヒットしているのは見事と言える。
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