アトレティコのフェリックス photo/Getty Images
スペイン1年目で苦戦したのはアグエロも同じ
アトレティコ・マドリードでFWセルヒオ・アグエロと同じ道を歩めるだろうか。
スペイン『MARCA』が2年目の働きに期待をかけているのが、昨夏ベンフィカから加わったFWジョアン・フェリックスだ。
アトレティコはフェリックスの獲得に1億2600万ユーロを費やしており、そこから考えると6得点3アシストという今季ここまでの成績は納得できるものではない。補強失敗と捉えられても仕方がないだろう。
しかし、アグエロも似たようなところがあった。アグエロは2006年にアルゼンチンのインデペンディエンテからアトレティコに加わったが、リーガ1年目の2006-07シーズンは6得点しか奪えなかった。ここはフェリックスと同じだ。
ただし、アグエロの場合は2年目に爆発した。2007-08シーズンには全てのコンペティションを合わせて27得点12アシストまで成績を伸ばし、一気にワールドクラスのアタッカーへと評価を高めたのだ。
フェリックスが2年目に爆発できる保証はないが、フェリックスはまだ20歳の選手だ。初の欧州五大リーグ挑戦に戸惑いがあっても不思議はない。今季はひとまずリーガとアトレティコのスタイルに適応するのが第一目標と言ってもいいだろう。
アトレティコ1年目はアグエロと同じ得点数となっているが、来季一気に20得点あたりまで数字を伸ばせるのか。仮にアグエロと同じルートを辿ることができれば、サポーターも1億2600万ユーロの移籍金に文句を言うことはなくなるはずだ。
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