レアルのハメス photo/Getty Images
モナコ時代と同じ市場価値に
2014ブラジルワールドカップでスーパースターとなってから6年。コロンビアのエースとなった男の評価は7年前まで逆戻りしてしまった。
スペイン『MARCA』が注目したのは、レアル・マドリードMFハメス・ロドリゲスである。
ハメスは2014ブラジルワールドカップで6得点を記録し、大会得点王を獲得。その年にレアルへ移籍し、スーパースターの仲間入りを果たしたのだ。
ところが、ここからハメスのストーリーに狂いが生じる。レアルではライバルが多かったこともあってポジション確保に失敗。バイエルンにレンタル移籍することになり、今もレアルではスタメンになりきれていない。
興味深いのは市場価値の推移だ。『Transfer markt』のデータでは、現在のハメスの市場評価額は3200万ユーロまで落ちている。
ハメスの市場価値が3200万ユーロまで落ちるのは、モナコにいた2013年以来となる。同メディアも7年前まで戻ってしまったと取り上げており、いかにハメスがレアルで苦戦してきたかを象徴するようなデータだ。
一時は8000万ユーロと評価されていたため、今はその半分以下ということになる。復活するためにはレアルを離れるのが最適な選択肢に思えるが、ハメスは今夏どのような決断を下すのか。
まだ28歳と老け込む年齢ではない。来季こそは全盛期と呼べる最高のハメスの姿に期待したい。
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