バルセロナのメッシ photo/Getty Images
2012-13シーズンに見せた圧巻のゴールラッシュ
記録はいつか破られるものだが、サッカー界には恐らく更新が不可能だろうと思われる記録がいくつか存在する。
その1つが、バルセロナFWリオネル・メッシが2012-13シーズンに達成した「リーグ戦21試合連続得点記録」である。
この大記録がスタートしたのは2012年11月11日のマジョルカ戦からで、怪我で欠場した3試合を挟んで21試合連続得点を達成している。それも複数得点を決めたゲームがいくつもあったため、この21試合でメッシは計33得点を記録している。
しかも当時のメッシはリーガのDFの手に負えない完全無欠モードに突入しており、このシーズンではリーグ戦で得点を奪えなかったゲームがたった5試合しかない。リーグ戦成績は驚異の46得点12アシスト。プレイステーションの世界でも達成できるか分からない数字である。
1969-70シーズンにはバイエルンでプレイしていたゲルト・ミュラー氏が16試合連続得点を記録しているが、メッシには及ばない。2015-16シーズンにはレスター・シティFWジェイミー・バーディがプレミアリーグ11試合連続得点の記録を作ったことが大きな話題を呼んだが、これも全くメッシには届かない。
同メディアはメッシの21試合連続得点記録の映像も紹介しているが、リーガのDFがいかに混乱しているかがよく分かる。ゴールのパターンは似たようなところがあるのだが、防ぐことができないのだ。
2012-13シーズンのメッシは間違いなく全盛期と言っていいだろう。
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