CLのトロフィーを掲げたバイエルン photo/Getty Images
世代交代の空気に待った
今季開幕当初よりバイエルンで話題となってきたのが、「世代交代」だ。FWアリエン・ロッベン、フランク・リベリはクラブを去り、GKマヌエル・ノイアーも34歳、DFジェローム・ボアテングのパフォーマンスも怪しくなってきた。
クラブも若い選手を積極的に加えていく方向で動いていたはずだが、その流れはハンジ・フリックが指揮官に就任した頃より変わり始めた。古株のベテラン組が逆襲を始めたのだ。
フリックはノイアーへの信頼も強調しており、何よりFWトーマス・ミュラーが急激に調子を上げてきた。ミュラーのピークは過ぎたかに思われたが、まだベテラン組がトップパフォーマンスを提供できることを証明したのだ。
独『Sport Bild』によると、ミュラーも自分たち黄金世代を終わらせるつもりはない。ミュラーらの世代は3冠制覇など多くの成功を収めてきたが、このストーリーをまだまだ続ける考えなのだ。
「僕にとって重要なのは、最終的に成功することだ。1970年代の選手たちが称えられるのは、多くのゲームをこなしたからではなく素晴らしい成功を収めたからだ。マヌ、シュバインシュタイガー、ラーム、リベリ、アリエン、そして僕は2010年からチームを形作ってきたし、僕たちも大きな成功を収めた」
「僕たちはバイエルンで唯一3冠を達成したし、チャンピオンズリーグ決勝にも3度行った。リーグ戦でも信じられない7連覇を続けている。だけど、このストーリーをまだ終わらせるべきではないし、レジェンドのステータスは獲得したタイトルで考慮されるんだ」
ミュラーたちの世代はすでにレジェンドと言っていいが、まだ終わらせるつもりはないようだ。シュバインシュタイガー、ラームなど、すでに去った選手たちも多い。
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