スター揃いだった当時のレアル photo/Getty Images
ペップ・バルサに対抗した高速カウンター
ジョゼップ・グアルディオラの下で美しいポゼッションサッカーを披露していたバルセロナに対し、当時レアル・マドリードを指揮していたジョゼ・モウリーニョが取り入れたのが超高速スピードの堅守速攻だった。
あの頃はバルセロナのスタイルを評価する声の方が多く、モウリーニョ率いるレアルはカウンターばかりと批判されたこともある。
スペイン『MARCA』は、「当時のマドリードはカウンターを芸術に変えただけでなく、ピッチ上における組織力でマシーンのように機能した。バルセロナとは大きく異なるダイレクトなスタイルだったが、非常に止めるのが難しかった」と改めて称賛している。
さらに「ノンストップ・フットボール」とも表現しており、モウリーニョ率いるレアルのサッカーは見る者を確かに魅了していた。ボールを奪えば攻撃のスイッチが入り、クリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマ、メスト・エジル、カカーらが一斉に走り出す。自陣から10秒程度でカウンターが完了することになり、その破壊力は圧巻だった。
先日モウリーニョは当時のレアルを指揮してチャンピオンズリーグを制覇できなかったことが残念と嘆いていたが、当時のレアルにはその力があった。2011-12シーズンにはリーグ戦で勝ち点100を獲得し、得点数も121点と異様な数字を記録していたのだ。
身体能力に頼ったカウンターとの批判も多かったが、カウンターも極めれば芸術となる。ポゼッションサッカーの流れを破壊するモウリーニョ・レアルの超高速カウンターの方が好きだったサッカーファンも少なくないだろう。
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