インテル時代のアドリアーノ photo/Getty Images
GKの指が折れてしまいそうなシュート
サッカー界最強クラスのパワーシューターと言い切っても問題はないか。インテルなどで活躍した元ブラジル代表FWアドリアーノの左足はもはや凶器と思えるレベルにあった。
全盛期の期間は短かったが、アドリアーノが残したインパクトは強烈だ。その左足の威力がどれほどのものだったかは、19歳の時にレアル・マドリード相手に決めた弾丸フリーキックが物語っている。
2001年にレアルとのフレンドリーマッチに臨んだアドリアーノは、ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得。それを力一杯蹴り込み、GKがほとんど反応できぬ速度のシュートでネットを豪快に揺らしたのだ。レフティーモンスター・アドリアーノの凄さを披露した瞬間と言えよう。
Please choose your favourite camera angle for Adriano's free kick against Real Madrid, 17 years ago tomorrow pic.twitter.com/moB4oxWcjG
— Adam Hurrey (@FootballCliches) August 13, 2018
この時19歳だったというのが衝撃で、そこからフィオレンティーナ、パルマへの移籍を経て2004年よりインテルでゴールを量産。ブラジル代表でも2005年のコンフェデレーションズ杯で得点王を獲得するなど、1つの時代を築いた。
このフリーキックを見たファンはSNSにて、「ゲームでアドリアーノのキック力は99だった」、「2人GKがいてもこれはセーブできないだろう」、「ロケットが飛び出したみたい」など、そのキック力を絶賛する声が相次いでいる。
一時期プレイステーションなどのゲームでアドリアーノのパワーが異様なことになっていたのは有名だ。好んで使用していた人も多いだろう。活躍した期間が短かったのは残念だが、サッカーファンの記憶に一生残るであろうモンスターなのは間違いない。
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