シント・トロイデンでプレイする鈴木優磨 photo/Getty Images
純粋なストライカーは海外組の中でも貴重
日本代表ではそろそろFW大迫勇也の後継者候補となるプレイヤーを探していきたいところだが、楽しみな選手の1人がベルギーのシント・トロイデンで奮闘する24歳の鈴木優磨だ。
シント・トロイデンといえばDF冨安健洋がセリエA・ボローニャへ、FW鎌田大地がドイツ・フランクフルトへ、MF遠藤航がドイツ・シュツットガルトへと、日本人選手にとって良きステップアップの場になってきた。
ベルギー『Voetbalkrant』も今季の新戦力たちを評価しているが、リーグ戦で7得点を奪った鈴木に関してもまずまずの評価を下している。182cmと欧州ではそれほど大きくないサイズだが、ハードワークを欠かさなかった部分も評価されている。
何より今季の鈴木は出遅れた。開幕に間に合わず、先発デビューは9月に入ってからの第8節・シャルルロワ戦まで待つことになった。決して順調なスタートではなかったが、そこから奮起して24試合で7得点を挙げたことは評価されるべきだろう。
あとはこの経験を次へ繋げることができるのか。理想としては鎌田や冨安のように、いつかは欧州五大リーグで活躍できるレベルのストライカーへと成長してほしいところ。欧州組の中でも純粋なストライカーと呼べる選手は限られているだけに、鈴木のさらなる爆発に期待したい。
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