元フランス代表のマケレレ photo/Getty Images
世代を代表する守備的MF
現在チェルシーで活躍するMFエンゴロ・カンテは、そのプレイスタイルから同じくチェルシーで活躍した元フランス代表MFクロード・マケレレ2世と呼ばれることもある。
両者とも抜群の運動量とボール奪取力を誇り、世代を代表する守備的MFだ。
単純な比較は難しいが、今回は英『GIVE ME SPORT』がカンテVSマケレレのアンケートを取っている。
その結果、何と興味深いことにカンテが64%もの票を獲得したのだ。師匠を超えたと言うべきなのか、カンテの評価は極めて高い。

チェルシーで活躍するカンテ photo/Getty Images
大きな違いがあるとすれば、ワールドカップか。カンテは2018ロシアワールドカップ制覇を達成したが、マケレレは2006ドイツ大会での準優勝が最高成績となっている。カンテはレスター・シティ、チェルシーと異なる2クラブでのプレミア制覇も達成しており、このあたりが評価を分けたのかもしれない。
マケレレもレアル・マドリードでチャンピオンズリーグ制覇を果たしているのだが、今回は思ったほど票が伸びなかった。マケレレを表現する際に「マケレレ・ロール」なんて言葉があるが、同メディアは今後「カンテ・ロール」と呼ぶべきかもしれないと冗談交じりにカンテを称えている。
カンテはついに師匠とも言えるマケレレをも超える守備的MFとなったのか。師匠との差はチャンピオンズリーグのタイトルくらいのもので、それさえ獲得すれば文句なしだ。チェルシーでその夢が果たされるのか注目したい。
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