マンUのレジェンド・ベッカム photo/Getty Images
新MFの評価は上がり続ける
マンチェスター・ユナイテッドでこの17年間欠けていたポストがある。
英『Manchester Evening News』が指摘したのは、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム役の不在だ。
ベッカムはマンUを代表するレジェンドプレイヤーであり、その高精度なキックでクラブに数多くのトロフィーをもたらしてきた。ベッカムのような飛び道具を持つ選手がチームにいてくれれば、セットプレイのたびに決定的なシーンを作り出すことが可能となる。
ベッカムは2003年にレアル・マドリードへ移籍するのだが、同メディアはそこからマンUにはベッカム役をこなすプレイヤーがいなかったと主張している。確かに後継者らしい存在はいなかったかもしれない。
フリーキックではクリスティアーノ・ロナウドが無回転ショットで次々とネットを揺らしてくれたが、ロナウドはコーナーキックを担当する選手ではなかった。ベッカムの後継者とは言えないだろう。

マンUに加わったフェルナンデス photo/Getty Images
そんな中、ついにマンUは後継者を見つけたのかもしれない。ポジションは異なるが、同メディアがプッシュするのは今冬にスポルティング・リスボンから加入したMFブルーノ・フェルナンデスだ。
フェルナンデスはすでにリーグ戦で3つのアシストを決めており、そのキック精度は高い。フリーキック、コーナーキックの両方を担当でき、またリーダーシップも備えている。
同メディアはフェルナンデスがフリーキックからゴールを奪うのも時間の問題と伝えており、フェルナンデスの加入によってセットプレイが大幅に改善されたと手応えを感じている。
ハリー・マグワイアらセットプレイに強みを持つ選手をもっと活かしていきたいところだが、フェルナンデスのセットプレイはベッカムと同程度の武器となるのか。
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