レアル退団の噂が流れているベイル photo/Getty Images
代理人が去就に言及
今夏“怪物レフティー”がプレミアリーグに戻ってくることはないのだろうか。去就揺れるレアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルだが、どうやらイングランドに帰還する意思はないようだ。
レアルではすでにジネディーヌ・ジダン監督の構想外とも言われ、今季限りで同クラブを退団する可能性が盛んに噂されているベイル。昨夏は動乱の末に残留となったが、結局今季も絶対的地位を取り戻すことができていないだけに、退団の運びとなる可能性は高いだろう。
そんな中で新天地候補の最有力とも言われていたのが慣れ親しんだプレミアだった。古巣であるトッテナム、オーナー交代を目前に控え大改革を目指すニューカッスルなど、彼の獲得に興味を持っているクラブはある。だが、ベイルはこれからもレアルでプレイしたい意思を示しているか。英『BBC』のインタビューにて、彼の代理人を務めるジョナサン・バーネット氏は、顧客の去就について次のように語っている。
「いつも言っているけれど、彼はマドリードでとても幸せなんだ。ベイルはあそこで素敵なライフスタイルを持っている。イングランドに戻ってプレミアリーグでプレイするのもいいが、彼はレアルでの時間を気に入っている。現時点でイングランドに戻りたいという意思はないように見えるね」
かなりレアルでの未来は厳しいように見えるベイルだが、本人はマドリードでの生活にかなり満足している様子だ。退団となっても、移籍先はスペイン近郊で探すこととなるか。
様々な憶測が飛び交うベイルの去就。
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