かつてアーセナルなどで活躍したアンリ氏 photo/Getty Images
デンマーク産のチャンスメイカー
かつてアーセナルやバルセロナで活躍した元フランス代表FWティエリ・アンリ氏。ビッグクラブで活躍した同氏の周りにはいつも優秀なチームメイトがいた。
しかし、そんなアンリ氏が一度でいいから共闘してみたかった名手について語っている。活躍した時期こそ若干のズレがあるものの、同氏は現役時代にかつてユヴェントスやバルセロナで活躍した元デンマーク代表MFミカエル・ラウドルップ氏と一緒にプレイしてみたかったのだという。英『Daily Mail』が伝えている。
「僕にとって夢のチームメイトは誰かって? 間違いなく、ミカエル・ラウドルップだよ。私は彼の供給するパスをずっと受け取りたいと思っていたんだ。それは最も重要な要素だ。完璧なパスはチームメイト全員と共有できる贈り物のようなものだ。だから、一度はあの魔法のようなパスを受けてみたいと思っていたんだよ」
選手としてのキャリアを重ねるうちに、ストライカーから極上のパサーへとそのプレイスタイルを変化させていったラウドルップ氏。テクニカルかつ鮮やかなプレイは見る者すべてを魅了した。あのアンドレス・イニエスタも憧れと語るレジェンドだ。
もし活躍したクラブと時代が重なっていたのならば、アンリ氏とラウドルップ氏はどのようなコンビネーションを披露したのだろうか。きっとこれまで見たこともないような、最強のホットラインが完成していたかもしれない。
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