今夏ローマへの加入が噂されているペドロ photo/Getty Images
「とてもハイレベル」
来季“永遠の都”にバルサカンテラ出身のアタッカーはやってくるか。今季限りでチェルシーとの契約が満了となるFWペドロ・ロドリゲスの行き先候補として、現在有力視されているのはセリエAのASローマだ。
現地メディアによると、すでにペドロとローマの交渉は大詰めで、残すはシーズン終了後のメディカルチェックや細かな契約事項の確認のみとも。今季チェルシーではなかなか安定した出場機会を掴めなかったペドロだが、加入となればローマにとって大きな戦力となることだろう。
そんな加入が噂されるペドロに関しては、ローマの選手も歓迎ムードのようだ。スペイン『Deportes Cuatro』のインタビューに登場したアルゼンチン代表FWディエゴ・ペロッティは、ペドロについて自身が持っている印象を次のように語っている。
「ペドロとは今まで関わったことがないけれど、チェルシーを相手にした時には何度か対戦したね。並外れた選手という印象だよ。両足で巧みにプレイすることができるからね。とてもハイレベルなプレイヤーで、年齢がわからなくなるほどのフィジカルも備えている。今まで大きなコンディション不良もないよね」
どうやら、ペロッティはペドロに対してかなり選手として良いイメージを抱いている様子。加入となればポジションを争うライバルとなることも予想されるが、アルゼンチン代表FWは歓迎する姿勢を示している。
とはいえ、この2人が両サイドでそれぞれ活躍する可能性も大いにある。未来の話をするのはまだ早いかもしれないが、彼らが織りなす見事なコンビネーションに多くのロマニスタは来季酔いしれることとなるかもしれない。
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