チェルシーのマウント photo/Getty Images
「私と非常によく似ている」
現役時代はチェルシーの象徴的な存在としてスタンフォード・ブリッジの大観衆を魅了したフランク・ランパード氏だが、今では指揮官としてもファンの心を鷲掴みにしている。補強禁止処分を受けた影響により若手中心で臨んだ2019-20シーズンだったが、この青年監督はここまでプレミアリーグで4位を確保。
先日行われたFAカップの準々決勝でもレスター・シティを1-0で撃破し、チェルシーをベスト4に導いたランパード監督。そんな同監督の指導者としての成功を支えている選手がいる。
その選手とはダービー・カウンティ時代から中盤の要として信頼を置くMFメイソン・マウントだ。本人もそれは認めているようで、ランパード監督はこの若き天才MFの能力を絶賛。英『Daily Mirror』によると、レジェンドはこの21歳を気持ちの面でも自身の現役時代に似ていると評価する。
「私はこれまでの監督キャリアでメイソンに頼っている部分がかなり大きいよ。今だけでなく、ダービー時代にも一緒に仕事をしていたからね。彼の中盤におけるプレッシングやハードワークはチームに多くの藻をもたらしてくれるんだ。そして、ボールを持てば彼はさらに素晴らしいクオリティを見せてくれる。すでにかなり高いレベルに到達していると思うよ」
「だから、レスター戦ではハーフタイムでピッチを後にすることに満足していなかっただろうね。そういう点は私と非常によく似ているよ。
今季ランパード監督とともにダービーからチェルシーに戻ってきたマウントは、ここまでリーグ戦31試合に出場して6ゴール5アシスト。大車輪の活躍で青年監督を支えている。ランパード監督もかなりの信頼を置いているようだ。
ランパード監督の下で成長を続ける“秘蔵っ子”。はたして今後、マウントはどれほどの選手に成長していくのだろうか。あのリオネル・メッシも「いずれ世界最高の一人になる」と評する21歳。今後のキャリアでは、ランパード監督の現役時代をも超える実績を残してほしいところだ。
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