アーセナルのマルティネス photo/Getty Images
レノ負傷で出番が回ってきた
アーセナルでは守護神のベルント・レノが負傷してしまい、シーズン終了まで別の選手がゴールマウスを守っていくことになる。
代役に指名されたのは、27歳のアルゼンチン人GKエミリアーノ・マルティネス。
英『90min』は「マルティネスとは誰だ」と取り上げているが、マルティネスはキャリアの大半をレンタル先で過ごしてきた選手だ。
ウカシュ・ファビアンスキ、ヴォイチェフ・シュチェスニに次ぐ存在として2012年よりトップチームで出番を得たが、その後はオックスフォード、シェフィールド・ウェンズデイ、ロザラム・ユナイテッド、ウォルバーハンプトン、ヘタフェ、レディングとレンタル移籍を連続。
27歳と中堅の年齢を迎えたが、マルティネスはプレミアリーグの舞台を8試合しか経験していない。今季はヨーロッパリーグの方で出番を得ているが、欧州カップ戦はキャリアを通して9試合プレイしたのみ。プレミアと欧州カップ戦を合わせても17試合しかこなしていない。
とはいえ、今回の事態はマルティネスにとってチャンスだ。25日のサウサンプトン戦ではさっそくクリーンシートを達成しており、FA杯の方でも準決勝進出を決めた。
同メディアも最高のテストになると伝えており、アーセナルでヒーローになる絶好の機会と活躍を楽しみにしている。キャリアの多くをイングランド2部でプレイしてきた選手だが、終盤戦でチャンスを活かせるか。
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