シュツットガルトが狙うラピード・ウィーンのデミア photo/Getty Images
北川航也同僚の17歳MF
かつてドルトムントで敏腕スカウトとして名を馳せた男をご存知の方も多いだろう。その敏腕スカウトとは、同クラブにMF香川真司やFWロベルト・レヴァンドフスキ、DFマッツ・フンメルス、FWピエール・エメリク・オバメヤンといった後の主力選手を連れて来たスベン・ミスリンタート氏だ。
その眼力からドイツでは“ダイヤモンドアイ”の異名を取るミスリンタート氏。ドルトムントの後に仕事をしたアーセナルでも、同氏は当時無名だったMFマッテオ・グエンドウジを発掘している。まさに若手発掘のスペシャリスト。現在はドイツに戻り、シュツットガルトでスポーツディレクターの職に就いている。
そんなミスリンタート氏が次の狙う大ヒット補強候補がいる。独『spox』によると、それは日本人FW北川航也も所属するラピード・ウィーンの(オーストリア1部)17歳MFユスフ・デミアだ。“ダイヤモンドアイ”はオーストリアの世代別代表で10番を背負うこの若き才能にメロメロようで、来季ブンデスリーガに昇格するチームの目玉補強にしようと考えているのだという。
今はまだ全くの無名と言っていいデミアだが、香川やレヴァンドフスキも最初は似たような状況だった。はたして、慧眼の持ち主が欲しがるオーストリアのヤングタレントは来季ドイツへ向かうこととなるのだろうか。MF遠藤航と中盤コンビでユニットを形成することとなれば面白い。
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