ライプツィヒへの移籍が決まったファン・ヒチャン photo/Getty Images
ヴェルナーの穴埋めとも期待されるが……
今夏にFWティモ・ヴェルナーをチェルシーへ送り出すライプツィヒは、その穴埋め候補の1人としてザルツブルクから韓国代表FWファン・ヒチャンの獲得を決断した。
ザルツブルクからライプツィヒへ向かうのはお決まりのパターンであり、ファン・ヒチャンもアーリング・ハーランドや南野拓実と同じようにオーストリアから欧州五大リーグへのステップアップを果たしたことになる。
とはいえ、ファン・ヒチャンをヴェルナーの後釜と考えるのは無謀だろう。能力はある選手だが、さすがにヴェルナーと比較されるのは苦しい。
独『Kicker』によると、ライプツィヒのマルクス・クロッシェSDもヴェルナーの穴を1人のアタッカーで埋めるのは難しいとの認識を示している。
「我々が言うように、ヴェルナーの代わりを1人で埋めることはしない。なぜなら、ヴェルナーは特別な選手だからね。ファン・ヒチャンはすでに高いレベルで結果を出せると証明している。彼には豊富なスピードがあり、最終ライン背後へのランニングも良い。ゴールを背にした解決法を見つける力もある」
ヴェルナーほどではないが、ファン・ヒチャンもスピード自慢のアタッカーだ。チームとしては二桁得点は期待したいところだが、ファン・ヒチャンはどこまで期待に応えられるのか。
ライプツィヒは今後も動きを見せるはずで、大エース・ヴェルナーの穴をどう埋めてくるのか楽しみだ。
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