ファン・ダイクと喜ぶ南野 photo/Getty Images
南野は確実な戦力となる
1月に日本のサッカーファンを沸かせた移籍劇から約9か月。リヴァプールでいよいよ南野拓実のストーリーが本格的に動き出そうとしている。
移籍当初はあまり良いところがなかったが、今夏のプレシーズンでは好パフォーマンスを披露。指揮官ユルゲン・クロップへのアピールは成功しており、確実に計算できる戦力の1人として新シーズンを迎えることになるだろう。
英『Liverpool Echo』も、南野がフィットしてきたことでクロップが「実験」を出来るようになったと取り上げている。
ここでいう実験とは、普段とは異なるシステムを試すことだ。メインシステムは今後も[4-3-3]となるはずだが、南野のフィットにより[4-2-3-1]もオプションになる。それも南野がトップ下の場合もあれば、左サイドで起用する道も見えてきている。
モハメド・サラーを最前線に配し、ロベルト・フィルミーノをトップ下に置くパターンもあるだろう。サディオ・マネを含めた鉄板トリオ&南野でどのような化学反応が生まれるのか。これは今夏のプレシーズンでリヴァプールが最もテストしたかったことと言っていいだろう。
南野もその期待にゴールやアシストで応えており、感触は悪くない。同メディアもこれらの実験により、真の南野になる始まりではないかと期待をかける。
リヴァプールは12日に昇格組であるリーズ・ユナイテッドとの一戦から新シーズンをスタートさせる。
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