フランス代表のマルシャル photo/Getty Images
2年ぶりの代表戦先発
ここまで実に長い道のりだった。
8日に行われたUEFAネーションズリーグのクロアチア代表戦にて、フランス代表FWアントニー・マルシャルが久しぶりに先発出場を果たしたのだ。
マルシャルがフランス代表で先発するのは2018年3月のロシア代表戦以来のことで、この2年のマルシャルはマンチェスター・ユナイテッドでもがき続けてきた。
クラブでなかなか結果を残せず、その間に自身より若いキリアン・ムバッペやウスマン・デンベレらが急成長。すっかりフランス代表の主役はムバッペとなり、マルシャルは2018ロシアワールドカップのメンバーからも漏れている。
しかし、マルシャルはついに昨季マンUで求めていた手応えを掴んだ。マーカス・ラッシュフォードやメイソン・グリーンウッドらとハイパフォーマンスを披露し、フランス代表監督ディディエ・デシャンにも認められることになった。
しかもクロアチア戦では華麗なパスワークからアントワーヌ・グリーズマンのゴールをアシスト。マルシャルのシュートがポストに当たるシーンもあり、仮に決まっていれば約4年ぶりの代表戦ゴールだった。
ゴールを決められなかったのは残念だが、マンUでのパフォーマンスを継続できるならばそう遠くないうちにフランス代表でもゴールを決められるだろう。
ムバッペ、デンベレら後輩に負けるわけにはいかない。激しすぎるフランス代表のポジション争いにいよいよマルシャルが本格参戦だ。
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